「来て」「遊ぶ」「好きだよ」――犬は、話せる！ 人と犬のコミュニケーションの可能性はもっともっと広がっている。

著者
クリスティーナ・ハンガー (著), Christina Hunger (著)

翻訳
岩崎 晋也 (翻訳)

出版
早川書房

ドッグライフプラスからのおすすめポイント！！
　著者クリスティーナさんの本業は言語聴覚士。仕事で使用していた道具をつかって愛犬も何か伝えたいのでは？という発想から始めたボタンを使ったコミュニケーション・・・
本文中には言語聴覚士ならではの専門的な言語発達についての解説が分かりやすく書かれています。初めて読んだとき、犬の心理や脳科学の未知の世界にふれたような気がして鳥肌が立ちました。犬が大好きな人はもちろん！犬に関わる人たちが読めば、『犬とは・・・』と人の都合で思い込んでいる部分を根底から覆られる思いがするかもしれません。
愛くるしいステラちゃん（クリスティーナさんの愛犬）の1語１語がいつのまにか単語と単語を合わせて複雑におしゃべりを始める様子は、子供の発語遅れにお悩みの方にもおススメ★
ステラちゃんのコミュニケーションの様子はクリスティーナさんのインスタをご覧くださいね。
インスタグラムアカウント→@hunger4words
クリスティーナさんの失敗などもクスッと笑いながらあっという間に読み終えられる１冊です。
（上野）

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犬は言葉を理解できる。では言葉を使うことはできるのか？
言葉の遅い子供の支援に携わり、彼らと補助代替コミュニケーションデバイスで会話してきた「言語聴覚士」の著者・クリスティーナ。ある日、彼女は生後8週間の子犬・ステラを引き取ることになる。チョコレート色の愛らしいミックス犬ステラと暮らすうち、人間の子供と子犬とは、自分の言葉への反応がとてもよく似ていることに気づく。
言語聴覚士として、「犬に言葉を話すことを教える」という途方もない探求が、こうやってはじまった！

犬と話す――その夢は、実はこんなやり方で叶う。本作は、世界ではじめて人間と話した犬との日々をつづったノンフィクション。
犬の飼い主なら誰でも愛犬とのコミュニケーションをはじめることができる、シンプルで実行可能なステップも具体的に紹介。
★ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー［ノンフィクション部門］

※犬に言葉を教えるためのヒント 〈本文中に詳しく説明をしてあります。
●犬がすでに行っているコミュニケーションをよく観察する。
●自分の犬のコミュニケーションにできるだけ答える。
●犬のコミュニケーションと言葉をセットにする。
●ひとつの単語や短いフレーズで、犬の身のまわりに起こっていることを述べる。
●繰りかえす。
●使う頻度が高く、犬の日常生活に深く関わる言葉をデバイスに登録する。

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